2026-09-18
子どもの視力が0.7だったら?小学生の近視、眼鏡を作る前に確認すべきこと
学校の視力検査で0.7と出たら眼鏡を作る前に眼科での精密検査が不可欠です。視力だけでなく眼軸長(眼球の奥行き)の伸びを抑えることが将来の失明予防に直結します。マイオスマート、低濃度アトロピン、マイサイト、オルソケラトロジーの4大近視抑制治療の特徴と選び方を眼科専門医が解説します。


新学期が始まり、学校の視力検査の結果表を受け取られた保護者の方も多いのではないでしょうか。
0.7や0.6といった数字を見て「眼鏡を作らなければならないのか」と悩まれているなら、眼鏡を作る前にまず確認すべきことがあります。
結論から申し上げますと、視力0.7以下と判定されたお子様は、眼鏡店ではなく眼科で「調節麻痺屈折検査」と「眼軸長測定」を先に受ける必要があります。
視力の数値だけでは、それが本当の近視なのか、そして近視がどれほど急速に進行しているのかを把握できないためです。
こんにちは。聖母ジン眼科(ソンモジン眼科)です。
本日は、学校の視力検査結果をどのように読み解くべきか、そしてお子様の近視進行を遅らせるために今何ができるのかを、医学的根拠に基づいてわかりやすく解説します。
[目次]
視力0.7とはどういう意味?
なぜ視力ではなく「眼軸長」を見るべきなのか?
近視をそのまま放置すると将来どんなリスクがある?
近視の進行を抑制する4つの方法
我が子にはどの方法が合っている?
生活習慣の改善でできること
眼科ではどのような検査を行う?
よくある質問(FAQ)
1. 視力0.7とはどういう意味?
学校の検査で出た0.7は「裸眼視力」、つまり眼鏡をかけずに測った視力です。
この数値だけで確定診断を下すことはできません。

同じ0.7であっても、その原因は全く異なる場合があります。
▶ 真性近視 — 眼球が前後に伸びてしまい、ピントが網膜より手前で結ばれる状態
▶ 仮性近視(調節痙攣) — 近くを長時間見続けたことで、ピント調節筋が一時的に緊張して固まった状態。本来の近視ではありません
▶ 乱視・遠視 — 近視ではないものの、視力低下が起きているケース
▶ 弱視・斜視 — 眼鏡で矯正しても視力が出ないケース。8歳未満のうちに治療を開始する必要があります
特に小児は大人よりもピント調節力が非常に強いため、調節麻痺薬を点眼せずに検査を行うと、実際よりも近視が強く測定されてしまうことが珍しくありません。
この状態で眼鏡を作ってしまうと、必要以上に度数の強い過矯正眼鏡をかけることになってしまいます。
そのため、小児近視の標準検査は「調節麻痺屈折検査(cycloplegic refraction)」とされています。
この検査は眼鏡店では実施できず、眼科専門医のもとでのみ可能です。
2. なぜ視力ではなく「眼軸長」を見るべきなのか?
ここが本記事で最も重要なポイントです。
眼軸長(axial length)とは、眼球の前後の長さ(奥行き)のことです。
成人の正常な眼軸長は約24mmですが、近視はこの長さが正常値より伸びることで発症・進行します。
近視度数が1ディオプトリー(D)進むごとに、眼軸長は約0.3〜0.4mm長くなります。

極めて重要なのは、「一度伸びてしまった眼軸長は決して元には戻らない」という事実です。
眼鏡の度数はレンズを交換すれば済みますが、伸びてしまった眼軸長を縮める方法は存在しません。
眼球が伸びるということは、眼球の内側を覆う網膜がそれだけ薄く引き伸ばされることを意味し、これが将来、成人になってからの失明リスクにつながります。
そのため、昨今の小児近視治療の目標は「視力を回復させること」ではなく、「眼軸長が伸びるスピードを抑えること」へとシフトしています。6ヶ月ごとに眼軸長を測定し、成長曲線を追跡するのはそのためです。

3. 近視をそのまま放置すると将来どんなリスクがある?
まずは現状のデータを見てみましょう。大韓眼科学会が2025年11月に発表した資料によると、
▶ 小学校1年生の30.8%、高校1年生の74.8%が視力異常(裸眼視力0.7以下)
▶ 青少年の視力異常の割合は、約40年前の9%から2024年には57%へと急増
▶ 19歳男性における強度近視の割合は20.3%
つまり、子どもが近視になること自体は、もはや珍しいことではありません。
問題は、「どこまで進行してしまうか」です。
近視が強くなればなるほど、成人になってからの眼疾患リスクは跳ね上がります。
[近視度数別の眼疾患リスク — 正常視力との比較倍率]
近視度数 | 網膜剥離 | 近視性黄斑変性 | 緑内障 | 白内障 |
-1 ~ -3D | 3.1倍 | 2.2倍 | 2.3倍 | 2.1倍 |
-3 ~ -5D | 9.0倍 | 9.7倍 | 3.3倍 | 3.1倍 |
-5 ~ -7D | 21.5倍 | 40.6倍 | 3.3倍 | 5.5倍 |
-7D 以上 | 44.2倍 | 126.8倍 | — | — |
(Flitcroft DI, Progress in Retinal and Eye Research, 2012)

眼軸長の観点から見ると、この傾向はさらに顕著です。ヨーロッパ人1万人以上を対象とした研究では、眼軸長が26mmを超えた時点から、矯正不能な視覚障害のリスクが急激に上昇することが分かっています。
[眼軸長別の視覚障害リスク]
眼軸長 | 60歳時の視覚障害リスク | 75歳時の視覚障害有病率 |
24~26mm | 基準(1倍) | 4% |
26~28mm | 2倍 | 25% |
28~30mm | 11倍 | 27% |
30mm 以上 | 25倍 | 90% |
(Tideman JW et al., JAMA Ophthalmology, 2016)
要約すると、小児の近視管理とは「単に度数の合った眼鏡を作る作業」ではなく、「子どもが将来60代、70代を迎えたときの失明リスクを予防すること」なのです。
そして、医療介入が可能なタイミングは、眼球が成長する成長期、すなわち「今」しかありません。
4. 近視進行を遅らせる4つの方法
現在、国際的に科学的根拠が蓄積されている治療法は主に4つあります。
当院ではこれら4つのアプローチをすべて導入しており、お子様の年齢・近視の程度・眼軸長の伸びる速度・生活習慣に合わせて最適な選択を行っています。

① 近視抑制メガネレンズ — マイオスマート(DIMSテクノロジー)
見た目は一般的な眼鏡レンズと同じですが、周辺部に微小な凸レンズ領域を密集して配置し、網膜周辺部の焦点を前方に結ばせる特殊構造のレンズです。
香港理工大学が8〜13歳の子ども183名を対象に行った2年間の無作為化比較試験の結果をご紹介します。
| マイオスマート | 一般単焦点レンズ |
2年間の近視進行 | -0.41D | -0.85D |
2年間の眼軸長伸長 | 0.21mm | 0.55mm |
(Lam CSY et al., British Journal of Ophthalmology, 2020)
眼軸長基準で対照群に比べ進行が約60%抑制され、2年間で近視が全く進行しなかったお子様も21%見られました。
6年間の長期追跡調査でもその効果は維持され、装用中止後に急激に悪化するようなリバウンド現象も認められませんでした。
□ メリット — 通常の眼鏡と同様にかけるだけ。
感染症のリスクがなく、お子様が最も受け入れやすい方法です。
低年齢からスタートできます。
□ デメリット・注意点 — 起きている間、継続して着用する必要があります。
臨床研究における実際の装用時間は1日平均15時間でした。
帰宅後にすぐに眼鏡を外してしまうお子様の場合、十分な効果が期待できません。
レンズの中心部が瞳孔の中心と正確に合致するよう、フレームのフィッティングが極めて重要です。
② 低濃度アトロピン点眼薬 — マイオテクト 0.05%
就寝前に1滴点眼する点眼薬です。香港中文大学のLAMP研究では0.01% / 0.025% / 0.05%の3つの濃度を直接比較し、0.05%濃度が最も高い効果を示したと結論付けています。
[LAMP研究 5年累積結果 — 濃度別]
濃度 | 近視進行度(等価球面度数) | 眼軸長伸長 |
0.05% | -1.34D | 0.79mm |
0.025% | -1.97D | 1.11mm |
0.01% | -2.34D | 1.24mm |
(Yam JC et al., Ophthalmology — LAMP Study Phase 4, 2024)
韓国国内ではこれまで0.125%濃度中心に認可されていたため、研究で最も良好な成績を示した0.05%を使用することが困難でした。
しかし2026年1月、泰俊製薬のマイオテクト点眼液0.05%が韓国内で初めて承認され、当院でも現在この0.05%製剤を中心に処方しています。
□ メリット — 1日1回の点眼のみであるため、お子様と親御様の管理負担が最も少なくて済みます。
眼鏡やコンタクトレンズとの併用が可能で、非常に幼い年齢で近視が始まったお子様にも適用可能です。
□ デメリット・注意点 — 主な副作用として羞明(まぶしさ)があり、0.05%群では比較的多く報告されています。
手元がかすんで見える症状が出ることもあります。
また、点眼を急に中止すると進行が再び加速する場合があります。
LAMP研究では、治療3年目に点眼を中断した子どもの87.9%が最終的に再治療を要しました。
③ 近視抑制ソフトコンタクトレンズ — マイサイト(MiSight 1 day)
日中に装用する1日使い捨て(ワンデー)タイプのソフトコンタクトレンズです。
レンズ内に遠見部と近視進行抑制部が交互に配置された二重焦点設計になっており、鮮明な視界を維持しながら近視進行のシグナルを抑制します。
毎日新しいレンズを使用するため、ケアの手間がなく感染症のリスクも低く抑えられます。
8〜12歳の子どもを対象とした3年間の無作為化比較試験の結果です。
▶ 近視進行を59%抑制(対照群と比較して0.73D進行を抑制)
▶ 眼軸長伸長を52%抑制(対照群と比較して0.32mm伸長を抑制)
(Chamberlain P et al., Optometry and Vision Science, 2019)
6年間にわたる追跡調査では、開始時から6年間装用したグループの眼軸長伸長は0.49mmであったのに対し、3年遅れて装用を開始したグループは0.81mmでした。早期に開始するほどメリットが大きいことを明確に示すデータです。
(Chamberlain P et al., Optometry and Vision Science, 2022)
□ メリット — 日中眼鏡をかける必要がないため、スポーツや習い事に取り組むお子様に最適です。
使い捨てタイプのため洗浄の手間がなく、オルソケラトロジーよりも導入のハードルが低めです。
合わなければいつでも中断が可能です。
□ デメリット・注意点 — お子様自身でレンズの着脱ができる必要があります。
研究において効果が確認された装用基準は「週6日以上、1日13時間以上」でした。
乱視が強い場合は適応外となることがあります。
④ 角膜矯正用コンタクトレンズ — オルソケラトロジー(ドリームレンズ)
就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装用して角膜前面の形状を平坦化させ、日中は裸眼で快適に過ごせるようにする近視矯正法です。
□ 効果 — 複数のメタアナリシスにより、2年間で眼軸長の伸長を約0.25mm抑制することが報告されています。
□ メリット — 日中は眼鏡もレンズも不要で完全にフリーになります。
水泳や激しいスポーツをするお子様や、日中にコンタクトレンズの管理が難しいお子様に最適です。
□ デメリット・注意点 — 夜間装用レンズのため、感染性角膜炎のリスクはゼロではありません。
日本の4施設で1,438名を対象に追跡した2024年の研究では、微生物性角膜炎の発生頻度は1万患者年(person-years)あたり5.4件であり、1日使い捨てソフトコンタクトレンズと同等かやや低い水準でした。
ただし、この数値は徹底したレンズケアと定期検診が遵守されていることが前提です。
また、角膜の曲率や乱視の程度によっては適用できない場合もあるため、角膜形状解析検査(トポグラフィー)を行った上で適応を判断します。
※これら4つの治療法のいずれも、近視を完全に治したり元に戻したりするものではありません。
すべて「進行スピードを抑える」ための治療であり、その効果には個人差があります。
臨床試験においても、約10%のお子様には顕著な抑制反応が見られないケースがありました。
したがって、6ヶ月ごとに眼軸長を正確に測定して治療効果を確認し、必要に応じて治療法を変更したり併用したりするのが標準原則です。

5. 我が子にはどの方法が合っている?
保護者の方々から最も多くいただくご質問です。
実際の診療で重視している基準は以下の通りです。
お子様の状態 | 第一選択肢 |
6〜8歳でコンタクトレンズの装用はまだ難しい | マイオスマート眼鏡 または マイオテクト点眼薬 |
近視の進行が非常に速い(年間1D以上) | 眼鏡/レンズ + アトロピン併用療法の検討 |
運動を活発にする、眼鏡が邪魔になる | マイサイト または オルソケラトロジー |
自分でレンズの着脱ができない | マイオスマート眼鏡 + マイオテクト点眼薬 |
眼鏡もレンズも嫌がる、日中裸眼で過ごしたい | オルソケラトロジー |
乱視が強い | 角膜形状解析後に決定(オルソケラトロジーが制限される場合あり) |
まだ近視ではないが両親が近視 | 屋外活動 + 6ヶ月ごとの眼軸長追跡 |
最も重要なのは、「お子様が無理なく続けられる方法」を選ぶことです。
どれほど臨床研究データが優れていても、毎日継続できなければ効果は得られません。
そのため初診時には、お子様の一日の生活リズムや過ごし方を詳しくヒアリングしています。
6. 生活習慣の改善でできること
点眼薬や特殊レンズを検討する前に、科学的根拠が明確な生活習慣が1つあります。それは「屋外活動」です。

中国・広州で約1,900名の小学生を対象に実施された3年間の無作為化比較試験があります。
学校で毎日40分の屋外活動時間を追加したところ、
▶ 3年間で新たに近視を発症した割合:介入群30.4% vs 対照群39.5%
(He M et al., JAMA, 2015)
すでに発症した近視の進行を大幅に遅らせることはできませんでしたが、「まだ近視になっていない子どもが近視を発症する時期を遅らせる」確かな予防効果が証明されました。
重要なのは運動そのものではなく、「十分な明るさの自然光を浴びる時間」です。1日2時間程度の外遊びや屋外活動が推奨されます。
あわせて守りたい生活習慣:
20-20-20ルール — 20分間近くを見たら、20フィート(約6m)先を、20秒間眺める
読書やタブレット学習時は画面から30cm以上離す
寝そべって見ない — 片方の目だけが画面に近づき、左右の度数差(不同視)の原因になります
暗い部屋で画面を見ない

7. 眼科ではどのような検査を行う?
初診時は通常、以下のような流れで検査を実施します。
検査項目 | 検査の目的・測定内容 |
裸眼・矯正視力検査 | 現在の視力水準の確認 |
オートレフケラトメーター | 大まかな屈折度数の測定 |
調節麻痺屈折検査 | 仮性近視を除外した本来の真性度数 |
眼軸長測定 | 眼球の奥行き — 進行速度評価のベースライン値 |
角膜形状解析 | 角膜曲率・乱視、各種レンズへの適合性 |
斜視・立体視検査 | 眼位異常や両眼視機能の確認 |
眼底検査 | 網膜および視神経の状態確認 |
調節麻痺屈折検査は、目薬を点眼してから約1時間待機した後に測定を行います。
検査後も数時間は瞳孔が開いた状態が続くため、まぶしさを感じたり、手元の文字が見えにくくなったりします。
検査当日は学校のテストや塾の予定がない日を選び、時間にゆとりをもってお越しいただくことをおすすめします。帰宅時のまぶしさを軽減するため、サングラスや帽子をご持参いただくと安心です。
初診時に眼軸長の基準値(ベースライン)を記録しておくことで、以降6ヶ月ごとの再検査によって「同年代の平均と比べて眼球が急激に伸びていないか」を客観的に見極めることができます。
この基準データがなければ、積極的な治療介入が必要かどうかも、治療が順調に奏効しているかも正確に判断することができません。
8. よくある質問(FAQ)
Q. メガネをかけると近視がもっと悪化するというのは本当ですか?
事実ではありません。
むしろ、度数の合っていない眼鏡を使い続けたり、視力低下があるのに裸眼のまま無理に生活したりする方が、近視の進行を早める原因になり得ます。
近視の進行は眼球が前後に伸びる身体的成長の一環であり、眼鏡をかけたこと自体が原因ではありません。
Q. 近視の進行はいつ頃止まりますか?
個人差はありますが、通常は身体の成長が落ち着く18〜20歳前後に緩やかになります。
最も進行スピードが速いのは小学生の時期であるため、早期に治療介入を行うほど高い抑制効果が得られます。
Q. マイオスマート眼鏡だけで十分ですか?点眼薬も併用すべきですか?
進行スピードによって異なります。
眼軸長の伸びが年間0.2mm以内に抑えられていれば眼鏡のみで十分な場合が多く、それ以上のペースで進行している場合はアトロピン点眼との併用を検討します。
併用によってさらなる進行抑制効果が得られることが報告されていますが、適応はお子様によって異なるため診察の上で決定します。
Q. マイサイトとオルソケラトロジーはどう違いますか?
マイサイトは日中に装用して夜に捨てるワンデーソフトレンズ、オルソケラトロジーは就寝中に装用して朝に外すハードレンズです。
マイサイトはレンズ洗浄が不要で管理が容易、かついつでも手軽に中止できる反面、日中のレンズ装用が必要です。オルソケラトロジーは日中を完全な裸眼で過ごせる反面、毎日の徹底したレンズ洗浄と定期的な検診が不可欠です。
近視の進行抑制効果に関しては、両者とも同等の水準であると報告されています。
Q. 低濃度アトロピン点眼をやめると元に戻ってしまいますか?
近視自体が元に戻る(改善した状態から悪化する)わけではありませんが、点眼を急にやめると進行スピードが再び加速(リバウンド)することがあります。
LAMP研究では、3年目で治療を中止した子どもの87.9%が最終的に再治療を要しました。
そのため、成長期が終了するまで継続することを見据えて開始されることをおすすめします。
Q. コンタクトレンズは何歳から始められますか?
厳密な年齢制限はありませんが、「お子様自身で衛生的にレンズを着脱できるか」が実質的な判断基準となります。
マイサイトの臨床試験は8歳から実施されており、オルソケラトロジーは通常小学校の中学年以上で開始されるケースが多いです。
それより低年齢で開始する場合は、保護者の方が毎日の装脱着やレンズケアを完全に管理できる必要があります。
Q. 視力が1.0ありますが、眼科での詳しい検査は必要ですか?
近視は、自覚的な視力が低下する前から眼軸長が先に伸び始めることがよくあります。
ご両親のどちらかが近視である場合は、視力が良好であっても6〜7歳頃に一度、将来の比較基準となる眼軸長を測定しておくことを推奨します。
https://youtu.be/LZeSlnO50hU?si=uZtyG-Aki0EpdKl0
小児近視に関するさらに詳しい情報は、聖母ジン眼科の公式YouTubeチャンネル「찐안과(チン眼科)」の小児近視プレイリストからも動画でご確認いただけます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL14PKwDUN1v0QBadayd9BQH4rXDsj40BQ
おわりに
学校の視力検査結果は診断書ではなく、「一度眼科専門医の診察を受けてみてください」というサインです。
「0.7」という数字そのもの以上に重要なのは、その奥にある眼球の長さ(眼軸長)が今どれほどのスピードで伸びているかです。
一度進んだ近視をゼロに戻すことはできませんが、「どれほど深刻化させずに抑えられるか」は今の適切な介入によって変えることができます。
そして、その予防と治療のチャンスは、お子様が成長している「今」この時期にしか残されていません。
気になる点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
聖母ジン眼科(ソンモジン眼科)
ソウル特別市瑞草区江南大路337(瑞草洞 1329-10)1階・4階・5階
江南駅5番出口より徒歩5分・ビル内無料駐車場完備
診療時間
平日 09:00 〜 18:00(昼休み 13:00 〜 14:00)
土曜日 09:00 〜 15:00(昼休みなし)
日曜日・祝日は休診
電話番号:02-577-7782
※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個々の患者様の診断や治療を代替するものではありません。記載された治療法の効果や副作用には個人差があり、適応の可否は必ず眼科専門医の診察を受けた上で決定してください。
[参考文献]
大韓眼科学会 第55回「目の日」ファクトシート (2025)
Flitcroft DI. Prog Retin Eye Res. 2012
Tideman JW et al. JAMA Ophthalmol. 2016
Lam CSY et al. Br J Ophthalmol. 2020 (DIMS)
Yam JC et al. LAMP Study Phase 4. Ophthalmology. 2024
Chamberlain P et al. Optom Vis Sci. 2019 / 2022 (MiSight)
Hiraoka T et al. Jpn J Ophthalmol. 2024
He M et al. JAMA. 2015